北欧の旅【9月19日/オスロ~コペンハーゲン~成田】

オスロからコペンハーゲンへ

 

北欧の旅も、いよいよ最終日を迎えました。本日、オスロを発ち、コペンハーゲン経由で成田へと飛びます。

 

空港までの交通機関は、バスを利用します。昨日のうちにチェックずみのバスターミナルは、中央駅から少しだけ離れていて、ホテルから歩くと少々距離がありました。

 

私たちが乗ったバスが、これです。車いす対応のバスらしいのですが、険しいステップがあります。おそらく何らかの装置が付いているのだろうと思いますが、今回は使わずに自力でクリアしました。

オスロ空港は、木の曲線が美しく印象的。

北欧を代表する酒、アクアビットのバーがあります。

これ、いいですね。成田にも“日本酒バー”や“焼酎バー”があると、ファン獲得につながるかもしれません。

 

このアクアビット、おみやげに1本買って帰って飲んでみました。独特の風味のあるウォッカといった感じで、なかなかの美味です。調べてみたら、原料はジャガイモなんですね。それにハーブやスパイスで香りをつけているのだそうです。なるほど。

 

そうそう、ハーブといえば、こんなおみやげも買っていたのでした。知る人ぞ知るお菓子、サルミアッキ!

これを買ったのはフィンランドのヘルシンキでしたが、同じようなものはどの街に行っても売られていました。「世界一まずい」という評判どおりの味なのかどうか、つい試してみたくなったわけですが、感想は……、まあ……、お察しください……。個人的には、ハーブの味はともかく、強烈なしょっぱさがダメでした。

 

オスロ空港では、回転ずしの店も見つけました。ちゃんとまわっています。本格的です。

予定より少し遅れて、コペンハーゲン行きの便が飛び立ちました。

 

コペンハーゲンから成田へ

 

コペンハーゲンでの乗り継ぎには、ひとつクリアしなければならない課題がありました。通常、預けた荷物は経由地をスルーして終着地まで運ばれます。今回の場合、オスロで預けてしまえば成田で受け取るだけでいいのですが、途中のコペンハーゲンで自前の車いすを使いたいなら、一旦引き取り、また預ける作業が必要になるのです。

 

たいした手間ではないとはいえ、万が一、受け付けてもらえなかったら大変。ちょっと緊張していましたが、案内してくれたお兄さんがちゃんと教えてくれて助かりました。

結局、成田行きのゲート手前にあるカウンターで受け付けてもらったのですが、想定外のリクエストだったらしく、日本人スタッフを「えっ、ここで預かるんですか!」と慌てさせてしまいました。でも、その人の指示で動いた現地スタッフは、「はい、新しいタグだよ」と、にこやかに、何も大変なことはなかったような雰囲気で荷物タグを手渡してくれたので、なんだか安心しました。大仰すぎない、さらっとした対応はありがたいですね。

 

そして、およそ11時間のフライトで成田へ。

ついに帰国です。

 

ゲートから入国までの通路は、とても閑散としていました。日本って、人がいっぱいいるところじゃありませんでしたっけ?

せっかくの機会なので、成田からの帰りは京成スカイライナーを使ってみることにしました。一度は乗ってみたかったんです。

非常にかっこいい外観ですが、車内のデザインはあまりにも飾り気がなく、もうひと頑張りしてほしかった気がします。海外から日本に着いたばかりの観光客のワクワク感がますます膨らむようなデザインや素材、色使いなどがあってもよいのではないかなと、勝手ながら思ってしまいました。

 

12日間にわたった北欧4か国の旅、これにて無事にゴール。自分たちの旅の記録としてまとめてみましたが、ちょっとでも旅気分にひたってもらったり、情報収集に役立ててもらえたりするとしたなら、それはとても嬉しいことです。

 

おつきあいいただき、どうもありがとうございました。

堀切 功(ほりきり・いさお)

 

1965年生まれ。雑誌編集の経験を活かして、写真撮影や出版編集を仕事にしています。

 

詳しくは[プロフィール]をご参照ください。

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