北欧の旅【9月16日/ストックホルム~ベルゲン】

さらばストックホルム

 

本日は移動日。昨夜から雨模様でしたが、朝起きると本降りになっていました。

 

今さらですが、ストックホルムの滞在先を紹介します。リカ・ホテル・クングスガタンというところで、デパートの中にあるため外観はまったく目立ちません。

外から見てわかるのは、これだけです。ここの4階から上がホテルになっています。

 

客室はこんな感じでした。

使い勝手は、まずまずといったところです。でも本当は、バスタブ付きがよかったんですけれどね。

 

2泊したこのホテルを後にして、地下鉄ヒョートリエット駅からストックホルム中央駅を目指します。ここから空港までは、アーランダ・エクスプレスという直行列車を利用。およそ20分の汽車の旅です。

車いすスペースも広々。

優先席も用意されています。その奥はテーブル付きのカウンター席。

立派な車いす対応トイレもあります。20分しか乗らないのがもったいないくらい快適でした。

空港に着くと、チェックイン。端末がずらりと並んでいて、ほとんどの人がセルフで済ませます。でも私たちはカウンターへ。チェックインをしてくれるカウンターがひとつしかないため、思いのほか待たされました。

担当の人の手際があまりよろしくなかったせいもあるでしょう。いずれにせよ、ここで学んだのは、カウンターでチェックインするのはすでに前時代の方法であるということ。セルフで済ませたほうがお互いにハッピーなようです。

 

次なる目的地、ベルゲン

 

スウェーデンを離れ、4か国めのノルウェーに向かいます。到着地はベルゲン。今まで3か国の首都ばかりをめぐってきましたが、ノルウェーではまず世界遺産の観光地に降り立ちます。

 

これから乗る飛行機。やっぱりSASです。荷物がどんどん積み込まれていく様子が見えますが……。

1時間半ほどのフライトでベルゲン着。そして、ここで痛恨のロストバゲージ! やってくれましたSAS。

今回の旅では、どの街もなるべくじっくり見ようと、すべて2泊ずつする日程を組んでいました。しかしここベルゲンだけは、フィヨルド観光のスタート地点と割り切っていたため、1泊のみ。しかも翌朝は早い時間に出発しなければなりません。もしも荷物の到着が遅れると、ちょっと面倒なことになります。バゲージクレームでは「今日中にホテルに届ける」と言われましたが、果たしてどうなることか。

 

これまで大きなトラブルとは無縁で切り抜けてきたラッキーな旅に、とうとう厄災が訪れました。空港から市街へ向かうバスの中でも、気分が今ひとつ晴れません。

 

そんな私たちを乗せてバスは進み、ベルゲンの街へ。出迎えてくれたのは、世界遺産の木造家屋でした。

色も形も愛らしい建物が軒を連ねています。13世紀から16世紀にかけて建てられたハンザ商人(世界史の授業で習った記憶がかすかに……)の家屋だったそうで、よく見ると明らかに傾いていたりするあたりに歴史の重さを感じます。

 

宿泊先のホテルは、このすぐ隣にありました。ラディソンBluロイヤル・ホテル・ベルゲンです。けっこう割高で迷ったのですが、最終的には立地を優先して選びました。さすがに対応は良かったです。ロストバゲージの件も、「問い合わせて確認します」と言ってくれましたし。

 

届いていない荷物の件はひとまず置いておいて、しばし街を探索しましょう。世界遺産の木造家屋を眺めつつ、市場のある方向へ。昼食がまだだったので、ここで食べることにしたのですが、その値段にびっくり! 付け合せの野菜が添えられたシーフードの串焼き1本とビール2本で、数千円が吹っ飛びました。「ノルウェーの物価は北欧4か国でも最強」という評判どおりの上、しかもここはバリバリの観光地。いきなりの洗礼に、思わず震え上がりました。

 

気を取り直して、街を一望できるというフロイエン山行きのケーブルカー乗り場に向かいます。途中にあったマクドナルドが、まったくマクドナルドに見えなかったので写真撮影。

ケーブルカーはバリアフリー対応。エレベーターを使って、一番上の車両に乗り込めます。

山頂駅まで、急斜面を一気に駆け上がります。

山頂には展望台があり、街を見下ろす絶景が広がっています。展望台は階段になっていますが、スロープを上手に組み込んであって、先端まで行くことができるのが親切。

残念なことに、ちょうどこの頃から天気が怪しくなってきました。曇天の下の街並みを、ミニチュア風写真でごまかしてみます。

この後、雨はいよいよ本降りに。出発前に入手したレインウェアが、本領発揮のときを迎えます。持ってきて大正解の一着でした。

 

ケーブルカーで山を下り、雨の中を歩いて、駅までの道のりをチェック。ホテルから駅までは、歩いて20分ほどかかることを確認しました。そしてホテルに戻ったのですが、荷物はまだ届いていません……。

 

ホテル内のレストランで食事をとってから、再度フロントへ。すると、見なれたスーツケースを発見しました! これで安心。本当によかった。安心してフィヨルド観光へと向かうことができます。

堀切 功(ほりきり・いさお)

 

1965年生まれ。雑誌編集の経験を活かして、写真撮影や出版編集を仕事にしています。

 

詳しくは[プロフィール]をご参照ください。

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