北欧の旅【9月12日/ヘルシンキ】

ヘルシンキの街並

 

10階のレストランで朝食をとり、ついでにテラスに出て写真撮影。

古い街並にときおり新しい建物が混じる、そんなヘルシンキです。ちょっとレトロなトラムがいい味を出しています。

 

ここで、カメラの機能にミニチュア撮影風のフィルタがあったことを思い出しました。

これは、どう見てもミニチュアですね。なかなか楽しい機能です。

 

別の方角も撮ってみました(ミニチュアフィルタなしで)。これは中央駅方面です。

さて、本日はバスに乗って遠征する計画です。とりあえずバス停に向かいます。

 

それにしても、問題はこの石畳。実はコペンハーゲンもそうでしたが、ヘルシンキは一段とすごいです。車いすユーザー泣かせですね。しかも、歩道と車道の段差が解消されていない箇所が多々あります。バリアフリー先進国かと思いきや、こういう側面もあるんですね。もしかしたら、車いすユーザーが街中を歩きまわることはあまり想定されていないのではないでしょうか。実際、あまり見かけることはなかったように思います。

バス自体は快適なんですよね。トラムもそうです。

 

セウラサーリ野外博物館

 

さて、バスで向かった先はというと、セウラサーリ野外博物館。小さな島を利用した国立公園で、古い建物がいくつも展示されている場所です。島なので、こんな橋を渡ってアプローチします。

古い教会や民家、穀物庫などを見ることができます。夏の観光シーズンを過ぎていたため、内部まで公開されてる建物はちょっと少なめになっていました。

 

これは古い教会です。フィンランドの森に溶け込む、すばらしいデザイン。なお、入口の女性はマネキンではなくホンモノです。

協会の内部。造船の技術が活かされているのでしょうね。

民家の内部には古い調度品も置かれていて、昔年の素朴な暮らしに思いをはせることができます。

建物も素敵なのですが、森の中をのんびり歩けるのもここの魅力。本当に自然が豊かです。

 

森の住人も出てきます。人間を怖がらないんですね。

鳥だって逃げません。しかもカメラ目線。

 

ヘルシンキ大聖堂から港へ

 

野外博物館から、ふたたびバスに乗り街の中心に戻ります。こちらはヘルシンキ大聖堂。シンメトリーですねえ。

大聖堂から少し歩くと、港に出ます。その一角にあるのが、マーケット広場。森の恵みであるベリーが豊富でした。

丘の上に建つウスペンスキー教会。ここまで上がっていくルートを探すのに、ちょっと苦労しました。

港には、大きな船が停泊しています。これはストックホルム(スウェーデン)行きのシリヤライン。なんと、明日は私たちもこれに乗ります!

出航は夕方5時の予定。明日の船旅への期待に胸をふくらませつつ、スーパーで買った惣菜とビールでこぢんまりと夕食を済ませました。

堀切 功(ほりきり・いさお)

 

1965年生まれ。雑誌編集の経験を活かして、写真撮影や出版編集を仕事にしています。

 

詳しくは[プロフィール]をご参照ください。

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