北欧の旅【準備編】

北欧4か国を旅してきました。超久しぶりのブログ更新は、その報告です。

 

旅のコンセプト

 

●前々から訪ねたいと考えていた北欧へ、思い切って出かけてみよう。
●なかなか行けないところなので、あちこち行ってみよう。
●海外というと雪山(=田舎)に行くことが多く、夫婦そろって意外に都市を知らない。そこで今回は、北欧の代表的都市を巡ってみよう。
●福祉国家として知られる北欧のバリアフリー事情を見てみよう。そのために、公共交通機関を積極的に使おう。

 

これが今回の旅行のコンセプトです。
旅行期間は、2013年9月9日~20日。ざっくりとした旅程は以下のとおり。

 

●成田~コペンハーゲン(デンマーク)
●コペンハーゲン~ヘルシンキ(フィンランド)
●ヘルシンキ~ストックホルム(スウェーデン)
●ストックホルム~ベルゲン(ノルウェー)
●ベルゲン~フィヨルド観光~オスロ(ノルウェー)
●オスロ~コペンハーゲン
●コペンハーゲン~成田

 

のんびりゆったりの旅行が好きな私たち夫婦ですが、今回はコンセプトをがらりと変えてみました。裏を返せば、北欧の知識が乏しいがために、絶対に行きたい、長く滞在したいと思える場所が思い浮かばなかったということでもあります。それでも北欧には行きたい。漠然としたイメージしかないけれど行ってみたい。ならば、主要都市を巡るのが最良なのではないか。駆け足にはなるけれど、北欧初心者としてはそれもいいのではないかということで、今回の旅程が決まりました。

 

さて、いざ旅行に出ると決めたものの、準備期間が少々短めで、なおかついろいろと業務が立て込んでいたため、個人手配はあきらめてツアー会社を利用しました。今回お世話になったのは、以下の会社です。

 

フィンツアー
http://www.nordic.co.jp/

 

ここで用意している個人旅行用ツアーをベースに、いくつかの延泊を加えた旅程を立ててもらいました。

 

旅の荷物

 

移動を重ねる旅になるので、荷物はできる限りコンパクトにすることを心がけました。ただ、日本は残暑の真っただ中ですが、あちらはすでに夏も終わって秋本番とのこと。持っていくべき衣服も、常夏リゾートに比べれば少々かさばります。とはいえ、スキーをしにいくわけではないので、削ろうと思えば削れるもの。結果的に、二人分の荷物をスーツケースひとつにまとめることに成功しました。あとは、大きめのバックパックに何でも放り込んで対応します。

 

続いてカメラ。せっかくの旅なので一眼レフも考えましたが、ボディ1台+レンズ2本+ストロボとなるとさすがに重い。結局、日寄りました。持っていったのはコンデジです。ただ、より広角が欲しくて、ワイドコンバーターを追加購入しました。

X10+DCR-732

●FUJIFILM X10
●ワイドコンバーター RAYNOX DCR-732(0.7倍相当)
●ステップアップリングキット STOK LA-X20_52(52mm径用)

X10は非常に優秀なカメラです。RAW+JPEGの同時記録ができる上、フィルムシミュレーションでベルビア風の色味まで再現できます(標準はプロビア風)。後継機のX20がすでに出ていて、おそらくそちらのほうがさらに良くなっているはずですが、こっちだってまだまだ現役。あえて欠点を挙げるとすれば、オートフォーカス精度ですかね。ファインダーはあるものの単なるのぞき穴で、ピント確認は液晶頼みなのですが、とくに外での撮影では把握が難しいことがあります。もっとも、それは大概のコンデジに共通の欠点だと思いますが。

 

SDカードは、16GBと8GBの2枚。8GBのほうはEye-Fiカードで、iPhoneへのダイレクト転送が可能です。結果的に、この2枚の合計容量を使い切りました(RAW+JPEGで記録)。

 

そんな写真も紹介しつつ、旅の報告を進めていきたいと思います。

 

(続く)

堀切 功(ほりきり・いさお)

 

1965年生まれ。雑誌編集の経験を活かして、写真撮影や出版編集を仕事にしています。

 

詳しくは[プロフィール]をご参照ください。

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